ムーミンワールドのあるナーンタリから、
トゥルクまで行くと、
首都ヘルシンキへの列車へ。
ついたのは夜の9時過ぎ。
左のヘルシンキ中央駅の時計を白夜記念に撮影(笑)
やはり白夜の感覚は不思議で、
それだけでもまだまだ楽しい気分になる。
翌日から早速、首都観光をする。
首都を観光、というと東京の感覚だと何日かかるだろうかと思うけれど、
フィンランドの場合は大まかな観光地は一日で巡れてしまう、
なんて話をよく聞く。
実際、有名な建物、観光地は一日・・・しかも徒歩で回れてしまいそうなほど。
けれど、私達はとことこ散歩旅行。
そうなれば発見はいくらでもある。
一日ではとても足りない。
←岩山・・・・と思えば、
その下には教会が↓こちらは有名なテンペリアウキオ教会。
岩盤をくりぬいた中は音の響きがよく、
コンサートなどにも使われるらしい。
パイプオルガンの音が心地良い。
ひとまず有名な観光地は巡ってみようと、
お次はシベリウス公園へ。
フィンランドを代表する作曲家「シベリウス」。
パイプオルガンのモニュメントとシベリウスの像。
とてもシンプルな公園。
そして、この像の頭にはいつも鳩がいた(笑)
首都をトコトコ散歩する、そんな旅の中で出会った人、物、景色。
そして味。
生で食べるという市場で見かけた、えんどう豆↓
味見をさせてくれたのだけど、やっぱり火をとおしたくなる(笑)
他、ベリー類は大の人気で広場に鮮やかな色を添える。
他にもお土産屋さん、屋台、工芸品を売る人。
短い夏の日差しを楽しむように、市場には沢山の人が溢れていた。
←フィンランドを舞台とした邦画、「かもめ食堂」では、
もたいまさこさんが、
たしか、この景色のあたりで演じていたシーンがあったように思う。
「私の荷物、知りませんか?」だったかな。
とりあえず、私も携帯を片手に同じポーズをとってみる(笑)
建物の上に木が生えていた。
なんの建物だったかな?こういううっかり見過ごしそうな発見は散歩観光ならでは。
ここは歩道ですよ〜。
アスファルトの上の絵にすら微笑みたくなる(笑)
空を今にも歩き出しそうな大きな女の子の像。
太陽の日差しを浴び、
左側の海に沿いながら、
てくてく進む。
海をながめながら、購入した謎のおやつを食べだすが・・・
・・・・不味い、本当に不味い。
世界一不味い飴として知られているサルミアッキ味の、
リコリスというお菓子だと知るには少しの時間が必要だった。
リコリス菓子には中にコーヒーの味のクリームが入っていたり、
物凄く美味しい訳でもないが、「まぁ食べられなくも無い」もの達も存在する。
それがこの国では大人気なのだ。
スーパーのお菓子売り場には真っ黒なリコリスコーナーが、
日本のチョココーナー程にも広がっていた。
帰国する頃には、ついに私にもお気に入りの一本との出会いがあった(笑)
お気に入り探しのコツ(笑)は、
一度食べただけで諦めてしまわない事である(笑)
この独特な味の菓子、今では懐かしい旅の味として時々食す程になった(笑)
(こちらが通称世界一不味い飴、サルミアッキ。思わず無言になる不味さ(笑)
日本でも何人かに食べてもらったけど、1粒食べきった勇者は1人のみ・・・)
お口直しに雲ひとつない、青空と海を眺めながら、アイスを食べる。
フィンランドは1年のほとんどが寒い国なのに、
アイスの消費量は世界一なのだとか。
こんな景色にアイス。
人生の中で贅沢な時間の中に居るのだとつくづく感じる。
海側ではクレーンに吊るされた何かが・・・・って人!?
なんと海面へ向ってクレーンからのバンジー体験コーナーでした。
バンジーしながら女性が海に向って叫んでました。
「私は今、海と空と一体になってるーーーー!!!!」と!!(笑)
私達に飛ぶ勇気はなかったけれど、
もしも高い場所が好きだったら、こんな気持ちの良さそうなバンジー他にないだろうなぁ(笑)
ヘルシンキ(フィンランド) @
ヘルシンキの街、名物?のカーペット洗い場。
自然に優しい洗剤で、
この海辺でジャブジャブと自分の家のカーペットを皆洗っている。
そして干す場所に掛けたら・・・・そのまま放置して帰る!!
盗る人もいないのだから、不思議な光景っていう感覚自体が、
ヘルシンキの人からすると不思議らしい。
自分で塗ったのかな?可愛い配色の自転車。
住宅街にある公園にて。
太いロープで作られたジャングルジムの様な面白い形の遊具。
地元の子供に混ざり、本気で登る私達夫婦(笑)
アルパカだったり、
不思議な枝だったり、
ヘルシンキのお店の看板や店構えには、
ユーモアやデザインセンスが溢れていて、
見ているだけでも楽しい。
丸一日の散歩の最後に、スーパーに寄る。
豊富なベリー類に、
これまた種類豊富だったヨーグルト。
数日間は同じホテルに滞在していたので、
外食はほとんどせず、
目新しいものをスーパーで見つけ、のんびり部屋で食べる事にした。
見た事のない果実入りのヨーグルト↑に、
コーヒー味のヨーグルト→
ちなみにコーヒー味のヨーグルトは、
ティラミスに似た風味で、
意外にも違和感が無い。
旅歩きには必須のお水。
ここでは日本のように無料ではないし、
その都度買うと高いので、
お徳用(笑)をスーパーで購入。
←フィンランド産ではないけれど、
珍しい食用ほおずき。
す、すっぱい。
そして特に美味しいというわけでもない(笑)
旅先の珍しい食べ物には、
ついつい手をのばしてしまう(苦笑)
帰国してから調べて分かった事だけど、
フランスなどでは、
チョコレートホンデュなどで食べるらしい。
旅歩きの疲れをとってくれたスウィーツ。
パンダのチョコプリン。トロリとしていて濃厚〜。
よし、明日も歩くぞ!!