2002/06/28  果実の探索道。
梅雨まっただ中の午後。

ぬかるんだ道が突然、
落ちた赤い実で埋め尽くされたやまもも道へと変わる。

見上げてもてっぺんまで見えないほどの大きな木に
熟したやまももが実り、残った雨粒と一緒に地面に降ってくる。

食べきれない程のももの中から、とびきり赤いやつを
いくつか掴んで

つまみ食いしながら果実の探索道。
直径1cmにも満たないミカンの赤ちゃん。
今はもういない祖父が大切に守ってきた木には
毎年毎年秋になると色鮮やかなミカンの実が実り、
全国の食卓に色を添えます。
ミカン道。
もったいない・・けどこれはお飾り用で
食べたら唾液じゅ〜、のすっぱミカン・・。
妹と母が植えたブルーベリーは
ポツポツと食べ頃を迎え、
散歩がてら犬と一緒につまみ食い・・(笑)
勿論2人には内緒。
ほわほわの産毛まで撮れたかな??
桃の実はスーパーで売っているような桃にはならないけど、
子供の頃はよくおままごとに使ったなぁ。
毎年毎年、時期がくると花を咲かせ、実を実らせるたくさんの植物。
毎年毎年、同じ花、同じ実。

毎年毎年、その花を見て、実を手にして同じように喜ぶ事が自然の当たり前の中でも嬉しい。
桃の実は食べられないけど、でも産毛のほわほわが嬉しい。

なんだか分からないけど嬉しい、そんな気持ちにさせてくれる果実の探索道。
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